耐熱ガラス 邪魔板付きセパラブルフラスコ

【セパラブルフラスコ 特注加工事例】

耐熱ガラス板の溶着加工|理化学ガラスラボ(大阪)|1個から対応可

今回は、大阪のユーザー様からのご依頼で、セパラブルフラスコ内側に6枚の邪魔板(バッフル)を溶着するという、非常に高度な特注ガラス加工を行いました。
理化学ガラスラボでは、こうした複雑なカスタマイズにも手加工職人の技術で対応し、1個から制作を承っております。


■ 撹拌効率を高める工夫|内面バッフルの溶着

本加工では、セパラブルフラスコの内面に**耐熱ガラス板(テンパックス®ガラス)を6枚溶着し、撹拌効率を大幅に向上させています。
フラスコ内での液体の流れを制御し、効率的な撹拌や反応を実現するために、こうした
バッフル(邪魔板)**は重要な役割を果たします。


■ 2種類の加工方法について

バッフル取り付けには主に2つの方法があります:

  1. 内側に耐熱ガラス板を直接溶着する方法(今回の加工)

  2. 外側からフラスコの胴体を凹ませて、内面に突起を作る方法

今回は1番目の溶着方式を採用していますが、この方法は加工精度と技術力が特に求められる高難易度の加工です。


■ テンパックスガラスの溶着と加工難易度

使用したバッフル板には、高耐熱・高透明なテンパックス®耐熱ガラスを採用。
しかしこの素材は、溶着時にわずかな歪みや熱応力が加わることで割れやすくなる特性があり、職人の熟練した技術が不可欠です。

さらに今回は、セパラブルフラスコのフランジ部を成形した後に溶着加工を施しているため、割れやすく、加工難易度は非常に高い内容となりました。

写真では簡単に見えるかもしれませんが、実際は細心の注意と高度な手加工技術が必要な工程です。


■ 理化学ガラスラボの特注対応力

私たち理化学ガラスラボでは、こうした特殊なガラス加工をすべて手加工職人が対応しており、お客様のご要望に応じて1個からの制作が可能です。
図面がなくても、「こういう使い方をしたい」「こういう仕様にしたい」といったご相談からでも、形にすることができます。


■ お困りの方は是非ご連絡を

既製品では対応できない構造やサイズ、加工仕様でお困りの方はぜひご連絡ください。
大阪を拠点に全国のお客様へ向けて、理化学実験を支える高品質なガラス製品をご提供しています。

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[2025-05-18]

 

 

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