耐熱硝子「ガス吸収ビン」図面
今回のご依頼は既存ユーザー様より現在ご使用の「ガス吸収ビン」と同じものを作ってほしいと
依頼を頂いております。
まだご注文は頂いておりませんが、現品をお預かりし図面に起こしました。
最近よくガラスの特注品で依頼の増えてきています「図面」については
弊社はお打ち合わせの段階で寸法の入った
「ガラス加工ができる図面」を作成いたします。
この「ガラス加工ができる図面」というのがくせもので、
SUSの特注加工のようにしっかり寸法公差を入れて図面にしますと
ガラス特注品の場合は作ることができません。
ただ、しっかりポイントを押さえて寸法を入れないと、同じものができません。
これが「ガラス加工ができる図面」の難しさです。
よく寸法公差や、物理的にできない図面をかいて職人の方に怒られたことがあります。
やはり「手加工」でのガラス加工はそのくらい難しく、価値のある製品だと思います。
もちろんお預かりしている製品からトレースし寸法を入れました。
研究・実験などでご使用のガラス器具は
「理化学ガラスLab」へお声がけください。
2017-02-13