硝子製品修理「五ツ口フラスコ20L栓外し」

今回のご依頼は20Lの五ツ口フラスコの栓が固着し外れなくなったため外してほしいとのご依頼でした。

修理方法の手順としては主に以下の方法があります。

1、火で炙り固着している溶媒(主にシーリング材)を溶かしたのち振動を与える方法。

2、炉に一晩入れて固着している溶媒を溶かす方法。(今回は大きすぎて炉に入らなかった為できず)

3、長時間水に浸けフラスコ本体と栓との間に水を浸透させ外す方法。

4、摺り部分を丸ごと取り換える方法。

今回は3の方法で発注から約1か月水に浸けたのち2人がかりで外すことができました。

納期としては摺り部分を取り換える方が早くできますがガラスは再加熱に弱く大きな製品ほど火をかけた際の温度変化で割れてしまうリスクが高くなります。

大きな製品ほど修理も高額になりますが新品購入と比べると格段に安い上に処分する手間も省けます。

このような製品をお持ちでしたら一度お声がけください。

・材       質 : パイレックス 相当 IWAKI TE32

・摺り合わせ : 普通ずり五ツ口

・コ   ッ   ク : なし

・サ  イ  ズ : 20Lフラスコ

実験・研究・分析用硝子器具の修理は、「理化学ガラスLab」へお問合せ下さい。

2017-09-06

 

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