丸フラ式ジャッケト容器
今回製作した耐熱用ガラス器具は、実験・研究・分析などで良く使用する
ジャッケト式の容器となります。
ジャッケト式とは外側のガラス管と内側のガラス管に分かれ
その中に冷却水をいれ循環させ内容物を冷やすものとなっています。
冷却水については上部と下部にガラスのニップルがついてありそこから水もしくは
冷却水循環装置(チラー)などを使用し冷水を循環させます。
今回は内部の硝子形状を丸くしてほしとの要望を頂き丸フラの外側にジャッケトを
付けた構造となります。
通常であれば円筒の硝子筒の外側にジャッケト加工を行うのが一般的ですが
今回は丸フラの外側という事もあり、加工時のセンター出しが非常に難しくレベルの高い
加工となっています。
このように一般的な耐熱ガラス容器から一部のカスタマイズを行うことにより
いつも行っている作業の効率が良くなることがあるようです。
実験用ガラス器具・研究用ガラス器具・特注・修理など
ガラスの事でお困りの時や、
手加工品以外にも量産の試験管・平底試験管なども自社加工にて
ご対応いたしますので、お気軽にお問合せ下さい。
#ガラス加工#実験#研究#理化学#特注加工#硝子加工#硝子細工
#ガラス細工#理化学用ガラス器具#機械加工
[2023-09-22]