茶染め試験管

【茶色の試験管 加工事例】

透明試験管に着色加工|1本から対応可能|理化学ガラスラボ(大阪)

今回は、大阪のユーザー様よりご依頼いただき、茶色の耐熱ガラス試験管(8Φ×200mm)の特注加工を行いました。
当ラボでは、一般には入手困難な仕様でも、手加工職人の技術と工夫によって、1個から制作できる体制を整えています。


■ 茶色の試験管はなぜ珍しいのか?

現在流通している耐熱ガラス製の試験管は、ほとんどが透明(白)ガラスで、AGC製の「IWAKI」ブランドなどが主流です。
かつては茶色(ブラウン)のガラス管も国内で流通していましたが、時代の流れとともに製造が終了し、現在はほとんど手に入りません。


■ 今回の加工方法について

今回のご依頼では、以下のような手順で茶色試験管を製作いたしました:

  1. まず、通常の**透明な耐熱ガラス試験管(8Φ×200mm)**を手加工で成形

  2. 特別に調合した**茶色に染まる“魔法の液体”**を表面に塗布

  3. 高温で焼き付けることで、透明感のある茶色ガラスとして仕上げ

このようにして、現在では製造されていない茶色ガラス管の外観と機能を再現しました。


■ 海外製との違いとメリット

海外メーカーから茶色のガラス管を取り寄せることも可能ですが、

  • 最低ロットが多い

  • 納期が非常に長い

  • 材質や寸法の規格が異なる

といった課題があります。

理化学ガラスラボでは、こうした問題を解決するため、1本から対応可能な着色加工をご提案しております。
必要な数量だけ、短納期で対応できるのは手加工職人による国内生産ならではの強みです。


■ 工夫と技術で“不可能”を“可能”に

「茶色の試験管なんてもう作れない」「対応してくれるところがない」
そう思われていた方にも、工夫と技術次第で実現可能であることを今回の事例が示しています。

私たち理化学ガラスラボでは、既製品では対応できない仕様や、特殊な素材・加工に関するご相談を日々受け付けております。


■ お困りの方は是非ご連絡を

  • 小ロットでも対応してくれるところがない

  • 他社で断られた特殊ガラス加工がある

  • 今までにない加工を試してみたい

そんな方は、ぜひ理化学ガラスラボへご相談ください。

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[2024-11-29]

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