5つ口フラスコ[24/40 15/25]


5つ口セパラブルフラスコカバー製作のご案内

このたび、5本の側管を持つ セパラブルフラスコカバー特注ガラス加工 を承りました。
当社、理化学ガラスラボ(岩田硝子)では、複雑な形状・多口構成のガラス部品も 1個から作成 可能です。職人 による 手加工 を駆使し、高精度な仕上がりを実現いたします。


製作仕様と設計概要

フランジ・主管・側管構造

  • フランジ外径:80 Φ

  • 中心主管(センター管):24/40 規格

  • 側管:15/25 規格 × 4本

  • 外径が小さい構造のため、若干 セットバック(後退)構造を採用していますが、
     最終的には所定の位置に取り付け可能な仕様としました。

既製部品の活用と共用性

  • 本カバーには プレス式の半製品 を用いております。

  • 既製品と共通して使用できる仕様とすることで、交換性・互換性を確保しております。

摺り合わせ仕様

  • 摺り合わせは 透明摺り を採用しております。

  • メス摺/オス摺りの 摺り加工 によって、摺り面の気密性と光学的透明性を確保します。

  • 摺り面は粗削 → 中処理 → 手加工 による最終微調整を実施し、均一な当たりを目指しています。


技術的チャレンジと当社の対応力

小径・多口構造への対応

複数の小径側管が集中配置される構造は、ガラスにかかる応力や変形リスクが大きくなります。
当社では、設計段階から 職人 の知見を取り入れ、最適な配置と肉厚配分を検討し、実作業に耐える仕様としています。

既製品との共用互換性の確保

プレス式半製品を活用することで、既存製品との 共通部品化 を実現いたしました。
これにより、部品交換や保守性に優れた構成を可能としています。

摺り合わせ精度の確保

透明摺り仕様では、摺り面の当たりムラや偏芯が目視的に影響を及ぼす可能性がございます。
そのため、最終段階では 職人 による 手加工 によって微調整を加え、均一な当たりと高精度を追求しております。

不可能と思われる加工への挑戦

従来「不可能」とされがちだった複雑形状・併存構造の ガラス加工 においても、設計と摺り加工方法を工夫することで実現可能といたしました。


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[2023-12-15]

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